インプラントの際に骨がある場合
投稿日:2017年6月18日
カテゴリ:インプラント
浦安市にあるローズタウン歯科クリニック院長 青山達也です。
インプラントの術前診断において、インプラントする場所に骨が十分ある場合は
処置自体は非常にシンプルになります。
所定の位置に、所定の軸にインプラントを丁寧に埋入するということです。
ITI の分類ではスタンダードな(Straight forward)外科処置と分類されます。
このような場合、歯肉の切開を行わずにインプラントを埋入することが
可能なことがあります(フラップレス アプローチ)。
フラップレスアプローチは、生体への侵襲が非常に少なく、
術後も痛みや腫れがほとんどなく楽に過ごせます。
そのため、数年前には大変もてはやされた時期がありました。
しかしながら、その後、様々な検証が行われました。
現在では、
「フラップレスアプローチは非常に限られた手法で、
精密な検査の上で用いられるべき手法である」という結論に至っております。
当院でも、フラップレスアプローチが可能な場合は行いますが、
あくまでも条件が整った場合のみ行っております。
つまり、「安全性」と「成功率」を最優先しているということです。
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