歯と歯を合わせすぎると。。。。知ってほしいTCH
投稿日:2017年6月18日
カテゴリ:院長ブログ
先週土曜日診療後20時から22時ごろまで、
東京医科歯科大学にてある講演を聞いてまいりました。
それは、歯の痛みについての話と、その原因について。
みなさんは、歯の痛みというとむし歯の痛みだったり
しみる痛みだったりという想像をされると思います。
ところがそのような原因が見当たらなくても、
似たような痛みを感じることがありまして、
なかなか歯科医師も説明がつかず困っていたということが現実にあるようです。
今回は、「歯を接触させてしまう癖」 が
「意外といろいろな痛みを引き起こしていることがあるよ」
という話でした。
Tooth (歯)を
Contact(接触させる)
Habit(癖)
略してTCHと呼ばれています。
これは、よくいわれるぐーーっと力を込めて行われる「噛みしめ」や「くいしばり」と違います。
ここが大切なポイントです。
つまり、
「自覚できない程度の弱い力で上下の歯を、持続的に接触させている癖」
がTCHです。
1%の力でも歯と歯を接触させていれば、
「なんらかの歯に対する影響がでることがあるよ」ということです。
ちなみに、我々はじーーっと、なにもしていない状態、すなわち安静位では、
歯と歯は接触していないのが普通です。
これが少しでも接触させてしまう状態、すなわち癖になってしまうと、
いろいろな痛みがでることがあるようです。
今回は、そのような痛みが現実にでてしまった方で、
TCHが疑われる方への癖解消法によって、
症状が改善しましたよという報告もありました。
症状がある方は、
あくまでも主治医の診断のもと、ご相談されることをお勧めします。
以前テレビに紹介されたこともあるようです。
http://kenko.asahi.co.jp/broadcast
TCHについてはこちらのサイトがおおもとですので、ご参照下さいね。
それでは!
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浦安審美インプラントセンター/ローズタウン歯科クリニック 院長 青山達也
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