しみる歯を内服で治す!?
投稿日:2017年8月1日
カテゴリ:歯と栄養
歯がしみる!
また、しみるんじゃないかって、ヒヤヒヤしながら生活する。歯がしみる! って嫌なものの一つですよね。歯がしみる時、しみている歯にむし歯などの問題がないか?歯に負担がかかりすぎていないか?この辺りをまず確認します。しかし、これは肉眼やルーペではちょっと見づらい場合もあるので、マイクロスコープを使い、拡大した状態で歯を確認するのがベストです!
では、むし歯ではない歯の知覚過敏の場合、一般的にはどういう処置をするかご存知でしょうか?
これはしみている部分にしみどめ(知覚過敏薬)を塗ります。バシッと効けばいいのですが、改善率はそれほど高くないです。通常、数回の来院をお願いして何度か塗ります。世界的なスタンダードですね!
当院ではどうしているか!?
この知覚過敏薬よりももっとズバッと効く方法が見つかったのでそちらをお勧めしています。この方法でみなさん、痛みの改善が非常に早いようです。
50ケースほど行い、改善率はだいたい9割でしょうか。恐ろしいほどの手応えがあります。削って治すのかと思っていたら、そうしなくて治っちゃうのですか。それはそれは皆さん、喜ばれますよね。
コストが安く、結果がとても良い素晴らしい方法なので、全国の歯科医師の先生方に伝えて行っている次第です。もちろん、栄養療法、栄養医学療法を実践されている歯科医師の先生方はご存知ですよ。
ちなみにですが、エビデンスはあるのか?って?
文献検索してみましたが、世界中誰も行なっていない方法で論文はありませんでした。つまりいわゆる文献的エビデンスはありません。
しかし、エビデンスを作っていくような実験を行い、A しみている人にプラセボを飲んでもらう、B しみている人にある栄養素サプリを飲んでもらうを行って、ダブルブラインドで試験を行えばエビデンスは出るのではないでしょうか?しかし、問題が一つあります。一刻も早くしみない状態になりたいのに、効くのか効かないのかわからない実験に参加する人がどれぐらい集められるでしょうか?ということ(笑)世の中には文献的エビデンスになりにくい事象もあるのですね。
今回はちょっと、違った切り口で、抗加齢医学、栄養医学的視点から書いてみました。浦安市で歯がしみる、しみ止めを塗ってもらっているが一向に改善しない、しみるのを治したいという方はぜひ一度ご相談ください。
院長 青山達也
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