[健康寿命と最後の10年の過ごし方]
投稿日:2017年6月24日
カテゴリ:院長ブログ
何度もご紹介している1分ほどのこの動画。
誰もが左側の人生を歩みたいと思っていても、
日本の現実は右側になる方が圧倒的に多いようです。
[youtube]https://youtu.be/Qo6QNU8kHxI[/youtube]
体になにか異常があればすぐに薬に頼る。
依存性のあるカフェイン、砂糖、アルコール(←これは耳が痛いのですが)を摂り続ける。
運動をせず筋肉量が減りつづけるため、踏ん張れず転倒しやすい状態となり骨折をする。
体の細胞は年齢とともに、ミトコンドリア活性が低下しエネルギー産生能力が落ちるのにも関わらず、食事内容を顧みない。
いくつかの要因が蓄積して右側の状態になっているのではないでしょうか?
さて、このような状態になってしまった場合、
はたして左側の状態と同じ状態まで回復できるのでしょうか?
もし回復できたとして、どれほどの時間を必要とするのでしょうか?
健康寿命を高める第一歩は、
日々の食事であり、運動であり、
疲れをその都度取り去っておくことではないでしょうか。
食事に問題がある場合、歯科でよくみられる病気、
すなわち、むし歯、歯周病、
はぎしりやくいしばり、
口内炎、
口角炎、
味覚異常、
舌炎、
舌の形態異常、
粘膜の破綻などは以下のことを見直すいい機会となるようです。
それは、
・糖(炭水化物)摂取過剰による栄養の偏りがないか?
・口のメインテナンスをしておらず衛生状態が悪く、歯周病関連菌が増え過ぎていないか?
・薬の副作用により酸化ストレスへの対応ができず活性酸素消去(ビタミンC、EやGSH、CoQ10)が働けていない?
簡単に言えば、
栄養過剰もしくは不足により、糖化と酸化への対応ができていない状態です。
まだまだ科学的に解明されていないことがたくさんあり、
仮説の域を越えられない話題も含まれますが、
科学的根拠が論文で確定するのを待っていては
人生が終わってしまうというジレンマに陥ってしまう可能性があります。
あなたは左と右、どちらの人生を選択したいと考え、
そのためにどういう行動を選択していきますか?
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