ピンピンころりの人生
投稿日:2017年6月19日
カテゴリ:院長ブログ
「石器時代人の歯は現代人よりも健康」というニュースを
見かけました。
実は、
当院に来院される方で
「縄文人みたいな りっぱな歯をされていますね」
と会話をすることがあります。
一見失礼なようですが、
最高の褒め言葉なのです。
(ご本人ももちろん御理解されています。)
一方で、
歯や歯肉のトラブルを繰り返し、
なかなか治療から解放されない方もいらっしゃいます。
この違いはなんでしょうか。
この記事によると
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Cooper氏は、
「口腔細菌の組成は農作開始時と、150年ほど前にも大きく変わった。
産業革命で加工糖と小麦粉が登場すると、
口腔細菌の多様性は激変し、虫歯を引き起こす菌が優勢になった。
現代の口腔は基本的に、恒常的に疾患の状態にある。
これは、
過去7,500年の進化が体内の細菌に及ぼす影響、
健康に及ぼす重要な結果を初めて記録したものである」と述べている。
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と書いています。
食べ物が変わったので、
口の中に住むバクテリアの種類と組成が変わったということです。
はい、なにやら難しくなってきましたね。
ちょっと違う角度からご説明します。
むかし、むかし
愛児を 「むし歯からの心臓病で失った」ことを大きな動機として、
1900年から25年間以下の研究に費やした歯科医師がいました。
(彼は歯牙感染(むし歯からの全身病)について研究し、
1200ページの論文集をまとめました。)
我が子を
「むし歯を原因として死に至らしてまった」という事実は、
どれほどの悲しみであったでしょうか。
想像を絶します。
彼の名をW.A.プライス博士(1870-1948)といいます。
彼は、
1930年代から世界14カ国において、
60歳という年齢ではありましたが、
「健康の探求の旅」をスタートさせました。
これらの写真は、
プライス博士の「健康の探求の旅」ビデオの
最初の3分ほどをキャプチャーしたものです。
プライス博士は70歳になっても調査を続けました。
いかがでしょうか。
ポイントは二つでしたね。
1「精製された穀物」と「精製された砂糖」を避ける。
2「ビタミン」と「ミネラル」をしっかりと摂る。
体は全て「食べ物から」できています。
また、「食」の「知識」と「実践」が
「健康」への決め手となります。
今回は、
「健康の探求」について簡単にご説明しました。
ピンピンころりを目指したいという方、
その条件は、
「食」と「健康」にあります。
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来院中の方は、医院内でビデオ全編をご覧頂けます。
現在では、書籍としても出版されています。
リンクはこちら
食生活と身体の退化―先住民の伝統食と近代食その身体への驚くべき影響
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