二極化する医療
投稿日:2017年6月19日
カテゴリ:院長ブログ
一段と寒い日が続きますが、
皆様体調は大丈夫でしょうか。
先日の東京マラソンが開催された日、
「あるセミナー」を受講してきました。
「医療の二極化」の時代 なんていうと、
故 星新一さんの ショートショートにありそうなタイトルですね。
(小学生時代は新潮文庫のショートショートシリーズを読みあさりました♪)
さて、今回は
信頼ある数名の歯科医師から口コミで
教わったセミナーです。
参加者は主に、医師/歯科医師と医療関係者。
薬の限界、現代医学の限界を感じた医師が始めた、
「薬だけに頼らない根本治療」を目指す、
「栄養素と食事による心と体に優しい治療法」です。
メインテーマは、
「血液検査データから見えるもの 教科書に書いていない、データの解釈法」
でした。
簡単に説明しますと、
1 私たちの体はすべて食べ物からできている
2 それらの食べ物は、体を構成する分子の供給源である
3 それぞれの分子に必要な物質の濃度は、細胞の機能を左右する
4 その最適な濃度は、個人差が存在する(40倍の差がある)
(個人差があまりにもありすぎることを知りました!!)
5 最適な濃度は、通常の食事では得られない。
6 血液検査データの基準値の決め方は検査会社によってバラバラである。
(またその出し方は・・・・・・ここには書けません)
7 一般にいわれるコレステロールについての数値のとらえ方は・・・・・・
欧米基準との比較、検査方法の違いについて
日本で投与される基準値についての裏話(・・・・・やはり書けません)
難しくてすみません。。。。
これらを「生化学」という学問的見地から学びました。
まだまだ、知識としては不十分ですが、
今後さらに研修を重ねて行く予定です。
みなさんは、こういう療法もあるのだと、
知っておいて損はないと思います。
それから、
今回、なぜ「二極化する医療」というタイトルにしたのか。
今後は、
「通常の医療しか知らない人」と
「一部の人しか知らない医療を選択できる人」に
分かれていくように感じたからです。
参加者の中には、
「まずは、自分自身や家族の体を守るためにこの療法を勉強している」方が
数名いました。
万人に提供できる医療ではない(3分診療では無理です)ため、
このように「情報がとどまる」こともあるということです。
当院の提供は、早くて来年になりそうです。
それまでは、
私個人、家族、スタッフに提供して準備してまいります。
特に「中学受験のための栄養療法」というのを、
娘に行ってみたいと考えています。
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