ワンデー治療の強み 最も頻度の高い治療例
本日、フランスから帰国された方がむし歯があるということで来院されました。
「できるだけ少ない日数で終わらせられれば」との希望です。
「フロスをやっていたら、白いかけらがとれてきた」とのことでしたので、
拡大して、見てみることにしました。
↓こんな感じ。
↓それで、いつもの通り8倍に拡大してみてみますと、
中がぽっかりと空洞になって黒くなっています。
通法通り、やわらかくなっているところを丁寧に取っていきます。
↓さらに、むし歯が残らないように、丁寧に取っていきます。
↓取りきれたら、補強を兼ねて、神経に近い部分の表面を樹脂で封鎖します。
歯の形を整えたら、コンピュータでスキャンして、はめ込むセラミックを作っていきます。
↓こんな感じ
できたセラミックの「はめこみ部分」が、こちら。
磨いて、調整して、歯に接着して完了です。
今回のブログでは、
当院にてルーティンに行っているワンデー治療(オールセラミック)を紹介しました。
以前であれば、「はめこみ」のものを提供するには、
1週間前後は最低でもかかっていましたので、
「年明けてから治療しましょうか」ということも多かったように思います。
なにより、仮づめ等ではなく、
処置から完了まで60分強で終わるというのが、
歯にとってもダメージが少なく、素晴らしいと思います。
今回も、 ワンデー治療のメリットは十分に発揮できたかと思います。
当院を、かかりつけにされている方であれば、「初診」かつ「ワンデー治療」というのが
可能ですが、全く初めての方は「検査」「応急処置」だけになることがありますので、
ご注意下さい。
それでは!