笑顔をメイクする!!
みなさん、笑ってますか? 笑うかどには何とやら。
最近では、笑うことは 免疫を高めるという研究結果も出てきていますネ!
さて、今日は笑顔の話です。
笑顔を美しくするには、「屈託のない表情で笑えばよい」と思います。
え?
「屈託のない表情を意識的に作り出して笑う事なんて、
俳優さんのようなトレーニングをしていないと難しいです!」
「そんな机上の空論みたいなこと言わないで下さい!」
「そもそも、屈託ってなんですか?」
では、ちょっと寄り道として、
屈託とは? を調べてみました。
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くったく0 【屈託】
(名) スル
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ここでは「1」の意味になりそうです。
さて、気にかかることがあってこころが晴れなかったり、
ひとつのことにこだわってくよくよするということ
がなければ、屈託のない笑顔になるという事ですね!
笑顔をメイクするときにまず大事なのは、
あなたの 「くったく」をお聞きすることから始まるという事です。
「くったくのない笑顔で笑えてないよー」というお方!
あなたは、口元にどんなくったくをお持ちでしょうか?
歯の問題なのか、歯肉の問題なのか、かみ合わせの問題なのか、
唇の形の問題なのか、表情筋の問題なのか、シワの問題なのか、
問題を分類し、細かくしていき、きちんと治療やトレーニングを行うというのが
結果的に「笑顔をメイクする!!」につながります。
では、一例を。
Mさん 65歳の女性、心身ともに健康な方で グッドエイジングといいますか、非常にお美しい方です。
むし歯も歯周病もしっかりとコントロールされているので、
インプラントや 着脱式の入れ歯は 入っておらず、全てご自分の歯を維持されています。
しかし、歯の表面のすりへりが進み、薄くなったりひび割れがあったり、
黄色く見えたり、隙間がおおきくなっていたりという状態になっています↓
このような場合、まず治療のゴールを決めていきますが↓
バーチャルの画面でもこのような感じで、治療計画の概要をお伝えすることが可能です。
さて、治療後の写真がこちら↓
いかがでしょうか?
印象が変わりませんか?
加齢にともなって失われた 歯の表面のエナメル質をセラミックにて回復しています。
更に、もっとも美しく見える笑顔に合わせて 形とバランスを変えています。
年を重ねると、重力により顔の筋肉は下に落ちていきます。
それに伴って、上の歯はあまり見えなくなり、下の歯がみえる量が増えていきます。
また、表面のエナメル質がすりへると、中の象牙質(黄色い部分)が見えてくるので、
歯が黄色く見えたりします。
治療の後は、口角の上がり方のバランスを説明し、トレーニング方法をお伝えし、
魅力的な笑顔の練習をしていただきました。
Mさん お疲れさまでした。
上下にわけての長時間での治療は大変だった事でしょう。
これからは、「歯を見せる魅力的な笑顔」での生活が楽しみですネ!!
(ちなみに、このセラミックは私がすべて作成しております。)
最後に、
形をいくら作っても「笑顔をメイクできない!!」方もいらっしゃいます。
そんな方には、心の引っかかり や とげ を見てみるという方法がお勧めです。
それでは!!