セラミック治療のよくある例 その27 インプラントをいれるスペースがないケース
歯を1本なくされた方ですが、インプラントをいれるにはスペース不足なことがあります。
極細のインプラントをいれるか、それともブリッジで治療するかの選択になります。
後ろにある2本を支えにしてブリッジを作ります。
表面についている白いのは仮止めの接着剤の残りです。
なんとか仮歯で歯のサイズが小さくなりすぎないように調整をして、
最終の形が整いました。
2本あるうちの手前の歯です。
こちらは後ろの歯です。
キレイにしたつもりでも、仮のセメントが残っています。
こういうのが接着を阻害したりしますので、
装着するときは細心の注意を払って拡大視野下で確認することが必要です。
仮歯を模倣して、セラミックのブリッジが完成しました。
比較してみるとほぼ同じように作られています。
これを装着して完成です。
(口の中に装着後の写真はありません)
このように歯がぬけた場所にインプラントが適応でない場合もあります。
構造的な条件を満たすようでしたらインプラントよりもブリッジを選択するという場合があります。