小児のマウスピース矯正 11歳男子
11歳の男の子。当初、矯正治療を乳歯から永久歯への歯の生え変わりの時期に希望されていました。生え変わりの途中での矯正治療も可能ですが、装置の作りかえや治療期間が長くなってしまうことを考慮して、乳歯が全て抜け落ち、第二大臼歯を除く永久歯が生え揃ったタイミングにて矯正治療をスタートしました。
治療前の口元の感じはこんな感じです。
そして現状の歯ならびはこんな感じ。
右上(写真向かって左側)の八重歯、上の前歯のすきま、下の前歯の混みいった感じ、この辺りが統一感をなくしており最も目立つ要素になると思います。
一連の検査を行い治療に入ります。
透明のマウスピース(アライナーと言います)を使って矯正治療を行なっています。実際に装置をつけてる時の見た目はこんな感じです。見た目に全くわからないとは言えませんが、目立たないというのは確かです。
アライナーが1度に動かせるのは0.25mmですが、少しずつ少しずつ着実に改善してきてます。
口もとの見た目の変化はどうでしょうか。まだ八重歯が少し目立ちますね。八重歯はドラキュラの歯(Dracula teeth)と呼ぶ国もありますし、英語圏では歯並びを綺麗にしておくのはマストですから、八重歯がチャーミングで可愛いねという意見や価値観は昭和の時代で終わっているのかもしれません。
さてどんどん経過を見ていきましょう。治療も終盤になってきています。
口もとの状態。だいぶ変わりましたね。
そして矯正治療終了時の状態がこちら。
口もとも綺麗に整いました。唇周りの筋肉トレーニングをすると唇の形が整ってもっと良くなるでしょう。
あとは親知らずが埋まっています。生えてくるスペースは無さそうですので然るべき時を見計らって抜歯が必要になりそうです。
歯並びを整えたことで笑顔に自信がつき、学校でも素敵な笑顔がたくさん増えるといいですね。
今後はセルフケアに加えて、歯科医院での定期的メインテナンスや予防処置をしっかり受けていきましょう。
年齢・性別 | 11歳 男子 |
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治療期間 | 2年5ヶ月 |
治療回数 | 28回 |
治療費 | 矯正治療費として総額1,004,400円(※8%税込) |
リスクなど | 知覚過敏、歯根吸収、歯髄壊死、歯肉退縮 ※全ての治療には個人差があり、治療の結果は異なります。 |