小児矯正・小児歯科
小児歯科・小児矯正において大切なこと
子供にとっての治療とは、今現在だけではなく今後のこと、将来をもきちんと見据えた上でのものでなければならないと考えております。それは小児歯科においても同様です。親御さんとお子様ご自身、この両者のお気持ちやお考えを踏まえつつ、お子様の将来を考慮した小児歯科を目指しています。また、目立たず取り外しも可能なマウスピース小児矯正も執り行っておりますので、これらについてのご説明も致します。
小児矯正はまず矯正治療相談から!
小児矯正といっても、何をどうすればいいのかわからないという方も多いと思われます。そこでローズタウン歯科クリニックでは、小児矯正の無料相談を行っております。
矯正治療の内容から矯正治療費や矯正期間といったことまで、なんでもお答え致します。長い期間を必要とする矯正治療においては、患者様に納得していただくことが重要となります。ぜひお気軽にお越しください。
小児矯正治療例のご紹介
下のまえ歯のガタガタ感と、上の犬歯が八重歯ぎみの方の治療を開始しました。この歯並びになった背景には、唾の飲み込みの癖、主に舌を上に挙げるということがうまく機能していないということがありました。この子の場合もそういう癖がありましたので、 癖とりをして舌と唇とのバランスをとりなおし、 鼻からの呼吸がしっかりとできるように補正するということを主目的に治療を開始しました。八重歯ぎみだった犬歯はちゃんと歯列(歯並び)の中に納まり、唇は幼い唇(左側)からおとなの唇(右側)に変貌を遂げています。舌の正常なポジションと唇の筋肉とのつばの飲み込み時の適切な連携、 適正な鼻からの呼吸でこれほど変わるのですね。
小児矯正の目的〜鼻炎や喘息、口呼吸、集中力、多動との関係〜
大人の歯科矯正と子供の歯の矯正の目的には違いがあります。大人の矯正の場合は、歯並びや噛み合わせを整えることを目的としますが、子供の矯正の場合は、乳歯と永久歯の状況も密接に関係し、乳歯だけの時期・混在時期・永久歯に生え変わった時期のそれぞれで矯正目的も矯正装置も異なるのです。以下、その点に関しご説明します。
小児矯正の目的としての「顎骨と筋肉の成長のサポート」
成長期の子供の骨は活発な成長を示しますが、必ずしも最適な方向へ発達するとは限りません。変なクセがつくことで口周りの筋肉の作用が正常ではなくなったり、顎の骨の成長不足により歯並びがガタガタになったりと、様々な悪影響が生じる可能性もあります。
これに対応するため、口周りの筋肉の訓練や顎の骨の拡大といった処置を施すのが、小児矯正の目的です。
小児矯正の効果 ~口呼吸やいびき、鼻炎などの改善~
何気ないことのように思えるかも知れませんが、お子様が常に口呼吸であった場合は注意が必要です。というのは、口呼吸は抵抗力の低下や脳への酸素運搬量不足といった状態を招く可能性が考えられるからです。
上顎が小さい場合、鼻呼吸の際に空気が通る鼻腔の面積が狭くなり、鼻呼吸が難しくなります。下顎が小さい場合、舌が収まるだけのスペースが確保できず、舌が喉側へと下がってしまうことで気道を圧迫し、やはり呼吸がしづらくなります。
酸素は成長や発育のために必要なものですから、成長期の酸素不足は集中力の低下や多動、いびき、鼻炎、アレルギー症状の出現など、様々な問題をもたらします。
小児矯正に用いる装置~床矯正装置・マウスピース矯正装置~
プレオルソ
シリコンに由来する柔らかい素材で作成されたマウスピース型の矯正器具で、取り外しも可能です。対象年齢は6~11歳。ゴムのような臭いもせず、装着時の違和感も少なく、金属製の矯正器具に比べると子供にも受け入れられやすいものです。
T4K
この矯正器具も6~11歳を対象年齢とするもので、成長中であり顎の骨が柔らかい時に装着することによって、顎の健全な発育を促進します。歯を抜くことなしに並べることができ、また取り外し可能ですので、ご自宅のみで装着していただきます。
小児矯正治療における注意点や問題
- 計画通りに歯並びの改善が行われない場合もございます。
- 症例によっては外科的な処置が必要となる場合がございます。
- 矯正装置に慣れるまで、違和感や不快感を感じることがあります。
小児矯正費用
※下記すべて税込となります。
名称 | イメージ | 特性 | 料金(税込) |
---|---|---|---|
精密検査/診断費 | レントゲンや模型などの資料を取り、診断をして、診断結果を患者さまにお話しするまでにかかる費用です。 | 44,000円 | |
小児機能矯正 | 主に機能的な問題の是正が目的となります。 | 乳歯列期 66,000円 混合歯列前期 203,500円 |
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矯正期間中の調整費 ※小児矯正のみ |
矯正装置の調整に年に数回ご来院いただきます。 | 2,750円/回 | |
保定期間中の調整費 ※小児矯正のみ |
矯正装置をとったあとに歯の戻りを抑えるための透明な保定装置をつけます。その調整に年に数回ご来院いただきます。 | 2,750円/回 |
※小児矯正から成人矯正へ移行した場合、成人矯正費は差額の金額となります。
※抜歯が必要な場合、抜歯料金は別途頂戴いたします。
歯列矯正をお子様へ受けさせることを検討なさっている親御さんへ
歯列矯正は、成長し大人になってからその利点が実感できる治療ですが、子供の側から歯並びの矯正を求めることは多くないと考えられます。
しかし、歯列矯正の利点は単に見た目の改善だけにとどまるものではなく、上述のような様々な悪影響の除去も挙げられます。お子様の将来についてお考えなさるのであれば、その中にぜひとも歯列矯正という選択肢を含めてあげてください。まずは無料相談からでも承っておりますので、どうぞお気軽にお越しください。
子供たちに歯医者さんへの親しみをもってもらうための4つの工夫
虫歯治療の内容としては、虫歯の箇所を削った上で詰め物や被せ物をするというもので、大人も子供も大きく違いはありません。しかし、小児歯科として在るからには、治療にあたって相応の工夫が求められます。患者である子供たちに歯医者さんへの親しみをもってもらうというのもその一つです。そのために当院の行っている工夫をご紹介します。
① 子供の緊張や恐怖を和らげます
子供たちにとって、病院というのは見知らぬ場所であり、時に怖いものです。当院では痛みが強い場合を除いて、すぐに治療に取り掛かるわけではありません。まずはお子様と話をし、治療器具に接してもらうことで、緊張や恐怖を和らげます。
② 子供にも治療内容をきちんと説明
相手が子供の場合、治療の説明は親御さんだけにするという医院もありますが、子供の側としては、自分が何をされるのかがわからないと不安なものです。そこで当院では、歯の治療方法や、このまま虫歯を放置するとどうなるのかをきちんと説明し、納得してもらうようにしています。
③ 治療時は保護者の方も同席
きちんと説明をしたとしてもなお、いざ治療となると不安になりがちです。当院ではお子様の治療時に保護者の方にも同席していただくことで、お子様により安心して治療を受けていただけるようにします。また、これによって適切に治療していることの証明や、予防知識などの共有も可能となります。ご家族で歯の健康についてお考えください。
④ 顎の適切な発育への誘導をご提案
成長期の子供の歯というものは、常に動きつつ発育していくものです。したがって、今現在歯並びに問題がないようでも、成長とともに問題が生じる場合があります。そこで、当院がお勧めしているのが「咬合誘導」です。咬合誘導とは、お子様の顎の骨の成長を適切な方向へ誘導することで、歯並びを整えてゆくという治療です。
妊娠中・妊娠予定の女性も、ローズタウン歯科クリニックでは全力サポート!
日本人の約80%は歯周病を患っているとされていますが、この歯周病菌が血液中に入ると、胎児への悪影響も考えられます。ですので、妊娠中の女性の口腔内の状態はとても大切です。また、歯科手術に際しては麻酔を用いますが、妊娠中の麻酔は避けたほうがよいですから、妊娠の前に予め口腔内の状態を整えておくことが重要です。
ローズタウン歯科クリニックでは、妊娠前の準備としてお口を整えることをお勧めしています。他にも妊婦さんの栄養などに関するアドバイスも提供しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
浦安市内で小児歯科・小児矯正歯科をお探しの方は当院へ!
ローズタウン歯科クリニックの小児歯科は、お子様の虫歯を予防するというだけにとどまらず、今後のことを見据えた上での適切な治療を施すことを心掛けております。また、妊娠されている女性への安全な歯科治療も行っております。ぜひ当院へご相談ください。