歯を削らない治療
天然歯をできるだけ守る「低侵襲治療」の実施
ローズタウン歯科クリニックでは保存治療に重点を置いており、天然歯を可能な限り残す方向で治療方針を立てます。なぜなら一度削ってしまった歯は二度と戻らないからです。将来を見据えて健康な口腔状態を維持するため、当院のこだわりポイントをご紹介します。
「できる限り削らない」治療の9つのポイント
虫歯の菌に侵されてしまった部分を削るというのが基本的な虫歯治療です。もちろん一切削ることなく治療できればいいのですが、現代医学では困難を極めます。そこで次善の策として「できる限り削らない」という方針が挙げられます。この方針を維持するために当院の行っている治療のポイントを9つ、以下にご紹介いたします。
① マイクロスコープでの低侵襲治療
視野を数倍に広げる拡大鏡を用いることで、肉眼では見えない患部も見ることができますが、それでも見えない場合、肉眼の20倍程度にまで視野を拡大できるマイクロスコープを用いて観察します。この器具を導入している歯科医院は、日本全体で5%程度とされています。
② エルビウムヤグレーザーで虫歯除去
当院では、虫歯治療で使用することが認可されているエルビウムヤグレーザーを完備しております。エルビウムヤグレーザーは、レーザー光によって虫歯部分のみを蒸散させることができるため、痛みもほとんどなく、必要最小限の切削で治療が完了します。また、患部の殺菌もできるため、虫歯の再発リスク軽減も期待できます。
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③ エキスカを用いた虫歯の除去
歯を削る際にはタービンという装置を用いるのですが、それのみでは健康な部分まで削り取ってしまうおそれがあります。そこで、タービンの他にエキスカという耳かき類似の形状の器具を併用し、健康な歯を傷つけないように虫歯組織だけを慎重に除去します。
④ ダイアグノデントで虫歯の早期発見
歯科医は虫歯組織を歯の色で判別するのですが、これでは歯の表面の虫歯は発見できても、歯の内部の虫歯はなかなか見つけられません。そのため、ダイアグノデントという装置を用いることで、歯質内部の虫歯の有無を判別できるようにしてあります。こうした早期発見・早期治療により、患者様のご負担も軽減されます。
⑤ 歯科用殺菌セメントを用いた治療
虫歯部分を敢えて削ることなく、抗生物質や抗菌剤が混ざった歯科用のセメントを詰めてふたをすることで、虫歯菌を不活性化させる治療方法もあります。重度の虫歯には対処できませんが、初期の段階であればこの方法によって治療ができる場合もあります。
⑥ 虫歯検知液を用いた精密治療
虫歯組織の箇所だけを赤く染めてくれる液体を、虫歯検知液(う蝕検知液)といいます。この検知液を歯に塗布することによって虫歯部分と健康な部分とを正確に掴むことができ、境目に沿って削ることで健康な部分を削らない精密な治療を行えます。
⑦ ダイレクトボンディング法
虫歯組織の箇所だけを赤く染めてくれる液体を、虫歯検知液(う蝕検知液)といいます。この検知液を歯に塗布することによって虫歯部分と健康な部分とを正確に掴むことができ、境目に沿って削ることで健康な部分を削らない精密な治療を行えます。
⑧ 歯を削らないスーパーエナメル療法
当院では、歯を削らない「スーパーエナメル療法」という先進の審美治療を行っています。極薄のセラミックチップを歯面に貼り付けることで、健康な歯を削らずに歯の色や歯の形を改善することができます。
⑨ 予防歯科という選択肢の提示
「削らない」治療のためには、そもそも虫歯にならないことが大事です。患者様のライフスタイルから虫歯の発生原因を探り、指導を行う傍ら、歯科検診や歯のクリーニングを進めていくことで、虫歯を予防できるように致します。これが予防歯科の考え方です。
歯を削る面積を最小化し、神経を抜かなかった症例のご紹介
奥歯がしみるということで来院された患者様です。まさか、神経を抜く、抜かないの瀬戸際だとはご自身は思っていらっしゃらなかったでしょう。では、写真つきで解説します。
ここで大きな分かれ道が来ます。神経を温存するか、神経を抜くかです。一般的な歯科医院ではここから大きく削って、神経を抜いて根管治療でしょう。
時間がかかったむし歯を取り除く処置
浦安市で「削らない・抜かない」歯科治療をお求めの方へ
ローズタウン歯科クリニックでは、極力歯を削らず患者様の身体へご負担を与えない「低侵襲治療」を基本方針としています。浦安市内において歯を削りたくないという方はぜひ当院までお越しください。万全のサポート体制でお待ちしております。